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チームワーク重視の仕事とは相性が悪い、完璧主義のデメリット

完璧主義
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完璧主義といえば細部までこだわる、手を抜かないなど仕事ができそうな人のイメージがあります。

確かに完成度を追求する姿勢は、アーティストなど個人作業がメインの仕事ならプラスに作用するでしょう、

ただし協調性やチームワークが重視される仕事では、完璧主義な人というのは少し厄介です。

なぜなら完全を求めるあまり、チーム全体の足を引っ張ってしまう恐れがあるからです。

そこで今回は協調性重視の仕事における、完璧主義の落とし穴について解説します。

完璧主義はアーティスト系業務には有利

完璧主義の人は妥協を許さず、細かい部分までこだわりを持ちます。

些細な差異に気づき、納得のいくまで修正を繰り返します。100%の完成度を常に目指しているので、最終的に良い仕事をしてくれることも多いでしょう。

このような完璧主義の特性は、高いクオリティや表現力でファンに感動を提供する、作家やデザイン、イラストレーターといったアーティスト系の仕事で有利に働きます。

完璧主義特有の融通のなさや頑固さは、作品の質を追求する力強さに変わります。

もちろん締め切りなどの問題もありますが、責任と制限の範囲内で100%のクオリティを求める姿勢はむしろ好ましいと思っています。

ただし、これは個人事業主など一人作業がメインの仕事の場合です。

自分の責任の範囲内ならば存分に完璧主義を発揮して構わないのですが、チーム作業の場合はこの性質が仇となってしまいます。

完璧主義とチームプレーは相性が悪い

一部の制作活動を除いて、仕事の多くは個人で完結するものではなく、他者と協力して行う分業制です。

各々の立場に沿って仕事が割り振られ、チーム全体で強調しながら仕事を行います。

この場合、重要なのが一個人の成果よりも、チーム全体の成果がその仕事の総合的な評価になることです。

完璧主義の人が頑張って100点の完成度を目指したとしましょう。彼らは自分自身の仕事にこだわるあまり、締め切りギリギリまで粘ってしまいます。

ただ、チームワーク重視の仕事の場合、一人の遅れはチーム全体の遅れとなります。

その結果メンバーの足並みが乱れてしまい、最終的な仕事の成果は低くなってしまうでしょう。

完璧主義の人が上手く働くには

完璧主義に陥らないための最適解としては、5〜6割程度の完成でも一度提出することです。

そうしてチーム全体でフィードバックを行って修正していきます。

また、提出が早ければ早いほど余裕を持って相談や問題の共有ができ、細かい微調整も可能です。

これならば仕事の進捗に影響を出すことなく、完璧主義の人でもチームワークができるはずです。

完璧主義の傾向がある人は、チーム全体の動きを見る横の視点を持つこと、何より完璧を求めつつもある程度のところで一旦区切りをつけることを意識してみてください。

まとめ

完璧主義というのは、いわば諸刃の剣のようなものです。アーティストや作家など基本的に一人作業で、細部まで表現を突き詰めていくような仕事では、こだわりの強い完璧主義の性格はプラスに作用します。

一方でチームプレーが重視される仕事においては、完璧主義はチームの足並みや仕事のテンポを悪くしてしまうなど、デメリットも大きくなります。

常に100%を求める向上心は持ちつつも、全体の流れも意識して振る舞うバランス感覚を取り入れるようにしましょう。

そうすればチームの中でも完璧主義の性質が活きて、より良い仕事ができるはずです。